結婚式の前日の記憶を失った男たちを描いたコメディドラマ。
「ハングオーバー」シリーズの第二弾。
ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキス、ジャスティン・バーサ、ケン・チョン、マイク・タイソンが共演、ジェイミー・チャンがヒロインを演じる。
歯科医のスチュ（エド・ヘルムズ）はタイ人のローレン（ジェイミー・チャン）と結婚式を挙げるために、友人のフィル（ブラッドリー・クーパー）、アラン（ザック・ガリフィアナキス）、ダグ（ジャスティン・バーサ）とともにタイを訪れた。現地で新婦のローレンの弟のテディ（メイソン・リー）も加わり、男5人で浜辺にてビールで乾杯する。翌朝、スチュが目を覚ますと、そこはバンコクの見知らぬ汚いホテルの一室で、自分の顏にはタトゥーが彫られており、フィルと坊主頭になったアランに加えて、ドラッグの売人レスリー・チャウとサルがいた。前作同様にスチュとフィル、アランには前夜の記憶が飛んでおり、テディとダグの姿はなく、部屋からテディの指が見つかる。ダグはホテルに戻っていたことが分かったが、テディは行方不明。おまけにレスリー・チャウはコカインで心臓が止り急死してしまう。スチュとフィル、アランの三人はサルを連れてテディを捜しに出かけるが....
結婚式前日の記憶が飛んだ男たちを描いたドタバタコメディドラマで、本作はコメディ映画史上最高のオープニング記録を樹立するなど、数々の興行記録を塗り替えた。
基本的な作品の構成は前作を踏襲しており、前夜の記憶がない若者たちに対して、次から次へと予期せぬ真実が明らかになり笑わせてくれる。
前作ではトラが登場したが、本作ではタバコ好きでベストを着たサルがストーリーを盛り上げる。
前作に引き続き元ボクサーでWBA・WBC・IBF世界ヘビー級統一王者のマイク・タイソンが本人役で登場しているので要チェックです。
伏線が次々と回収されるのが心地よく、ユーモアに満ちた気楽に観れる明るい作品で、前作同様にエンドロールの写真でも楽しませてくれる。
「じゃ 一度だけ」
「観たら削除する 約束だ」
2023.12 テレ東で鑑賞（サタシネ・吹替：アンゼたかし 訳）
