HiromiA

FEAST -狂宴-のHiromiAのレビュー・感想・評価

FEAST -狂宴-(2022年製作の映画)
3.4
メンドーサ監督作品なので何か末恐ろしいことが起こるのではないかと期待していたのですがそんな汚い心の観客の期待は完全に裏切られます。何も起こらない。贖罪と赦しのみ。いろいろネット検索をすると香港国際映画祭協会から資金援助を受けていて、その条件として監督のこれまでの特徴的な要素(セックスとか暴力とか政治問題など)があってはいけなかったと監督が語っていたようです。それでも心温まる家族のような主人と使用人たちの関係などが描かれていて、これがフィリピンの田舎町なのかと。交通事故の処理も日本とはずいぶんと違うものだと。まあある意味退屈なんだけど平和な作品でした。
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