説明的なシーンが多く、逆に見たいシーンを撮ってない又はカットしていて思ってたんと違う案件。シネコンでかかっててもおかしくない感動映画のタイプ。言葉で意思疎通出来ない主人公がナレーションしてしまうという。いわゆる良い人しか出て来ない映画でもうちょい人間味のあるキャラクターが欲しいところ。せめてドキュメンタリーであれば。まあ最近涙腺バカになってるので泣きそうにはなったけども。

ポーランド映画祭にて。

これは邦題のほうがわかりやすいかもね。確かに母とその娘たちの話。元になった原作小説があるそうだ。
人生における大小の決断が何度か出てきた。

脳に障害を持つ娘とその姉と母。
じゃっかん頼りないが優しい父と共に娘ナストカを育てる母、ナストカの姉ウチャはバレエダンサーを目指す。
ナストカの幸せが重要な家族だが、それぞれ困難にぶつかる。

全体的にわりと明るめに描かれているが、親の決断が重い。この両親、ナトスカ出産時にも不可抗力による重たい現実を突きつけられるが、ナトスカの無邪気さ元気さに苦労はするものの、活力を与えられているようにも見えた。それなのにまたあの重たい状況。
母はもちろんのこと、父の気持ち想像したらいたたまれなくなった。

ナストカの状態、親の決断、夢に向かっていく姉、それぞれが一つの映画に出来そうな話。それを98分の映画一本にまとまってるのでやや駆け足気味かもしれない。

• #難病+障がい+疾患関連映画_みむさん
• #安楽死尊厳死関連映画_みむさん
• #ダンス+ダンサー関連映画_みむさん

ポーランド映画祭、何年かぶりに行ったけど、写真美術館のホールじゃなくて、ガーデンシネマでの開催だった。

結局、この1本しか観れなかったなー。
ドイツ映画祭もフィンランド映画祭もEUフィルムデーズも、通った風でいるけど、全部1本しか観てないです。

これ、めちゃ観やすかったし良い映画観た満足感がある！
脳性まひをもつ妹と、バレエダンサーを目指す姉。2人とも応援したくなる！

最後、妹の方、マーベル全作チケットとかいうのお誕生日プレゼントにもらってたけど、お部屋に飾ってたポスターはたぶんワンダーウーマンだった気がする。