Taka

マイノリティ・リポートのTakaのネタバレレビュー・内容・結末

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

スピルバーグの人でなし振り全開。
汚いシーンは、より汚く。
「嘔吐棒」も嘔吐し過ぎだし、もぐり医の鼻水なんて見たくないし。

コリン・ファレル の扱いも疑問。
最初は悪役と思われたものの終盤には彼なりに真相を究明しようという姿勢を見せたにも関わらず、あっさり殺されてしまい、折角の彼の推理も何の役にも立たず、誰一人追悼の意を示そうともしないなんて、冷たすぎ。

終わらせる場所も間違えている。
ファレル殺害の時点で真相は(観客には)ほぼ明らかになっているのにも関わらず延々と引っ張ってしまうし。
それまで存在感の薄かった奥さんがいきなり銃を手に大活躍、というのも唐突過ぎて笑っちゃいます。

既に明かされている真相をラストでまた明かしてるし。。。

そもそも、
数々の実験や種々の訓練により プルコギ^h^h^h^hプレゴグ(だっけ?)を安定して生産できるのならともかく、偶然生まれて来たたったの3人だけで、後継者も居らず、しかもその内の最も力の強い一人がいなければ成り立たないシステムを認可させよう、という前提が無茶苦茶ですぜ旦那ぁ。

「たった3人のうちの1人」って「少数派」って言えるのか?

そこら中に設置されていて雑踏でも確実に作動しているらしい「網膜スキャン」という個人識別システムや、運転している車を勝手にロックして誘導してしまうシステム等を見ていると
非常に高度な管理社会を想像するのですが、
実は、なんっとっ!
名前は判っても、住所は判らん!!ww
Taka

Taka