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マイノリティ・リポートのprocerのレビュー・感想・評価

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)
3.3
巨匠、スティーブン・スピルバーグとトム・クルーズが送る、
近未来を舞台とした作品です。
 スピルバーグといいますとどうも作品に波があるイメージが強く、
劇場公開時は興味がそそられずDVDレンタルを待った作品ですが(笑)
面白かったです。バック・トゥ・ザ・フューチャーの時もそうでしたが
近未来が舞台だとなるほど~と思わせるものが数々存在して、
その部分だけでも面白いです。
私は仕事でそういうことも関連していますので、
以下多少ネタバレです。

GUI(グラフィカル・ユーザーズ・インターフェイス)
の究極ともいえる
今回の端末・・ただ操作がすごく難しそうでしたが(笑)や、
網膜スキャンを利用して個人を判別し、位置を特定する機器などは
現実に可能なだけに具現化されたものはピピッときました。
ただ未来予知システムにはかなり無理がありますよね。
肝心の話の内容も多少読めることはありますが
はらはらさせられて飽きさせません。
久々にみましたがマックス・フォン・シドーって
なんだか全然変わってないですよね。
たしか「エクソシスト」ってもう
40年位前の作品だと記憶していますが。
だいぶ横道にそれたレビューとなりましたが・・・
作品の側面である家族愛や、規則、組織への皮肉も盛り込まれ
安心して観られる作品に仕上がっています。
近未来を見事に表現した映像、DTSの音響にも注目です。
空間をタッチしたり、光彩認証など
今なら出来たり当たり前の技術が当時使われていて面白かったです。
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