パンフレット

ゴーストバスターズ/フローズン・サマーのパンフレットのレビュー・感想・評価

4.0
日本語字幕は、アンゼたかし
パンフレットは880円

日本公開日は2024年03月29日
米国公開日は2024年03月22日

客層:男性1人客7割
客入り:約1割

自分が観たい方向性(たくさんのゴーストとの乱戦。この方向性は、どちらかというと2016年版)とは違うのだなと、改めて痛感した。今作は違う方向から感情を揺さぶってきた。

かつてのメンバーはシリーズにとって大事だが、やはりスペングラー家が中心。現代の風潮を上手く取り込んで、新たな物語を紡いでいかなければならないと感じた(懐古的な感情に訴える手法は擦りすぎると飽きられるのでバランスが重要)

マッケンナ・グレイスがどんどん大人になってしまう。未成年を続けるのも大変だと思うので、続編は早急にお願いしたいところ。科学的な説明は理解が追いつかなかった。

いろいろと思い出させるシーンも盛り込み、ゴーストとのドタバタは安定で楽しかった。

キャラクターが多い。それぞれ個性が強いので特段の問題はないが、それにしてもメインが多い。彼はイゴンを想起させた。

悪役は何だか強いのか弱いのかあやふや。実際には強いのだが、ああいうのがハリウッド的には恐ろしいのだろうか。凍殺自体はインパクト高い。

市長からの理解が得られないのはゴーストバスターズの定め。

前作は引継編。今作は家族編。


ピースが欠けたままで少し不満も残るが、最後の取っておき的な存在と考えると、また続編に期待したいと思う(永遠に言い続けるかも知れない)。

今作の公開に合わせて、前作をテレビ放映したことは、今後の洋画好きを増やすためにも良かったと思うので、このような傾向は続けて欲しい。

字幕上映が少ないのは不満。吹替の方が客入りが良いのなら許容するしかないが。

03/31/Sun/2024/598 No.10