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ゴーストバスターズ/フローズン・サマーのGINのレビュー・感想・評価

3.7
『ゴーストバスターズ』の新作を字幕版で鑑賞!

舞台は真夏のニューヨーク。
ある男が元ゴーストバスターズのレイが経営するオカルト鑑定店に先祖代々伝わるという骨董品を持ち込んでくる。
ニューヨークで“ゴーストバスターズ”として活動を始めたスペングラー家は、新しく設立されたゴースト研究所の調査チームの協力で、その正体が全てを一瞬で凍らせる史上最強ゴースト“ガラッカ”が封印された“ゴーストオーブ”であることを突き止める。
しかし、その矢先、ガラッカの策略によって封印が解き放たれてしまい、ニューヨークの街はあっという間に氷で覆われてしまう―。

思っていたより楽しめた😁
分かりやすいシンプルなシナリオで、老若男女問わず楽しめる作品になっていたと思う。
物語の舞台を田舎町からニューヨークへ再び移したことも良かった。
ただ、登場人物に関しては、『アフター ライフ』の時のキャストに、旧『ゴーストバスターズ』のキャスト、今作で初登場のキャストが加わるので若干多く感じた。
レジェンド達の落ち着きのある演技がなかれば、ワチャワチャした感じになっていたかもしれない。
キャストと言えば、ゴーストバスターズを敵視するニューヨーク市長を務めている人物が旧『ゴーストバスターズ』作品に縁のある人なので、旧作を観ておくと面白いと思う。

物語は、フィービーが未成年という理由で、ゴーストバスターズの活動が出来なくなってしまうシナリオで、そこからドラマが生まれる。
活動停止になってしまうのはゴーストバスターズの作品らしい展開なので良かったのではないかと思う。

戦闘シーンに関しては、登場するゴーストが少なめで、ゴースト退治シーンも結構少ないので、個人的にはちょっと消化不良な感じ。
終盤のゴーストバスターズが街を一瞬で凍らせるデス・チルのパワーを持つ最強のゴースト“ガラッカ”に挑む対決シーンも、ゴーストバスターズのメンバーが増えたので、もっと大規模な戦闘になると面白かったのに、意外に小規模であっさりとした戦いになってしまったから尚更そう感じたのかも。
今作で新たに登場する“ファイヤーマスター”に関しては賛否両論あるだろうけど、個人的にはアリだ。
ラストで流れるお馴染みのテーマ曲にはやっぱり気分があがった😁

続編があるかどうか分からないけど、レジェンド達が御健在だし、ゴーストバスターズが世界を救う平和なシナリオをまだ観てみたいので、続編期待したいと思います😊

エンドロールでちょこっとだけ映像が流れるので、お忘れなく😊
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