こしあん

コンテイジョンのこしあんのレビュー・感想・評価

コンテイジョン(2011年製作の映画)
3.7
まんま、新型コロナウイルスの予知映画じゃん😨
ソダーバーグ、予言者なん?

このタイミングじゃなかったら、キャスト豪華だけど盛り上がりに欠けるしイマイチかなぁっていう感想しかなかったと思うけど、コロナウイルスの恐怖を感じてる今は、淡々と冷静に描かれるところが逆にリアル。
もう映画のなかの架空の物語とは思えない。他人事で済ませられない。

この先どうなっていくのか目が離せなくて、食い入るように観てしまった。

人間は1分間に3〜5回、1日2000〜3000回くらい自分の顔を触ってるそうです。
バスの手すり、飲食店のグラス、ドアノブ、クレジットカード、タッチパネル、咳する人……感染経路を静かにズームアップする映し方がジワジワとした恐怖を生む。
まるで見えないウイルスが見えるかのように。

いや、もう、外出たくない😱

こういう新型ウイルスが発生した時、裏側では何が起きているのかがよくわかりました。
CDC(疾病対策センター)とか病院とかワクチン研究所とか現場の人たちの過酷さ、これを利用して一儲けを企む人間のあさましさ、恐怖が蔓延した世界の人々のパニックや暴動……。

良い人も悪い人も関係なく、ウイルスは襲ってくる。その無慈悲さがよく描かれていました。
だからこそ、どう生きるのか、を考えさせられる作品でした。

手洗い・うがい大事❗️
あと、濃厚接触者探られるから不倫バレる😨

政府の方々はこの映画を観て、ちゃんと教訓を活かしてほしい……。
こしあん

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