reb

ジャンプ、ダーリンのrebのレビュー・感想・評価

ジャンプ、ダーリン(2020年製作の映画)
3.0
俳優からドラッグクイーンの世界に足を踏み入れたラッセルは、失恋から舞台を逃げ出し、カナダの片田舎で暮らす祖母マーガレットの家に転がり込む。
本作はカナダのフィル・コンネル監督の長編初作品で、自身の経験をもとに描いたらしい。
監督は本作のテーマは「自分の運命と尊厳をコントロールしようと奮闘すること」だと話す。
ラッセルとマーガレットは、人生の全く異なるステージにおいて闘っており、そのお互いの闘いを理解しリスペクトできた結果、次のステージに向かって行く勇気を得る。
まぁこう書いてみると、祖母と孫の心温まる物語のように思えるが、話の流れが色んな所でぶつ切れな気がして、なんだか残念な作品だった。
祖母と孫の関係はよく分かったが、その他の人との関わり方がよく分からない。
カラッとした描き方が、本作の良さなのかもしれないが。
そしてラッセルを演じたトーマス・デュプレシ君。何というか、彼こそが一番なんか残念で、化粧すればそこそこ綺麗なんだけど‥。
マーガレット役のクロリス・リーチマンさんのご冥福をお祈りします。
reb

reb