1946 年 5 月、戦後まもないローマ。デリア(パオラ・コルテッレージ)は家族と一緒に半地下の家で暮らしている。夫イヴァーノはことあるごとにデリアに手を上げ、意地悪な義父オットリーノは寝…
>>続きを読むこりゃすごいな。
パオラさん、初監督。主演。脚本。
英題の、まだ明日がある。も、
愛のことづて。も、バランスのいいタイトル。
劇中のやりとりとも、もちろんシンクロするし、見てから印象と意味合いがち…
いやはや感服したフェミニズム映画のお手本のような出来。
演出に無駄も大仰さもなく、それでいて全体はとても力強さのあり、だれない。
時代背景を見せながら、一人の女性がその時代に生きることを可視化させ、…
演出で魅せる映画。音楽の使い方が良く、リアルとシュール、シリアスとコメディのバランス感覚が実に素晴らしい。第二次世界大戦直後のイタリアが舞台で、DVにあっている主婦の物語。白黒の映像からはその時代の…
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