パケ猫パケたん

マリア 怒りの娘のパケ猫パケたんのレビュー・感想・評価

マリア 怒りの娘(2022年製作の映画)
4.1

珍しい中米🇳🇮ニカラグア映画
珍しい、ニカラグア映画と、書いたけれども、この作品はニカラグア制作された、長編映画📽️の5本目って事で、オイラ🐱は全体の五分の一を、観たことにニャル🐱🎵、そしていきなり、名作🌈

監督のローラ・バウマイスターたん👩✨は、おでこが広くて意志の強そうなお顔
1983年生まれ、ニカラグア出身で、🇲🇽メキシコの国立大学で映画を学んだ、社会学者でもある、俊英


人生2回目の貸切状態🐱😿
もっと、他の方にも観て欲しかったニャ
😹


『マリア 怒りの娘』 (2022)
🇳🇮ニカラグア他6カ国  91分


●スタッフ

監督・脚本
ローラ・バウマイスター

(オリジナル脚本作品)


●キャスト

アラ・アレハンドラ・メダル
(少女マリア)

バージニア・セビリア
(マリアの母親、リリベス)

カルロス・グティエス
(少年タディオ)

ダイアナ・セダノ
(リリベスの知人)


●ストーリー

11歳のマリアは、極貧のスラムに、母親のリリベスと住んでいる
マリアは、普段、近くの巨大ゴミ集積所で、ゴミ広いをしている

犬🐶を飼っていて、その犬が仔犬を四匹
産んだので、リアカーで近くの海岸に、仔犬を売りに行ったりしているが、なかなか売れない

母親のリリベスは、近くのカジノで、少しエロい格好で雑用をしている

ある日、政府がゴミ収集所の民営化を決定し、ゴミがなかなか売れなくなり、娘と母は、より困窮して行く

母親は、生活のために、知人のやっているリサイクル施設にマリアを預けて、街の方に姿を消す

マリアは施設を脱出して、母を探す旅に出る


●🐱(オイラ)のレビュー

まず、巨大ゴミ収集所の大きさに圧倒される、カラスが舞っている
医療体制がいい加減みたいで、救急車🚑が切断した腕などを、ココに捨てる
「腕があったぞ、」などとその腕を取って、はしゃぐ、マリアと友だちのガキども😲🙄

ゴミ収集所は巧く撮られていて、上の方のペットボトルの山を映し、それは透明で、夕日に輝いても見える、だから、嫌悪感は少ない
同時に、近くの休火山🌋も写っており、雄大である、海🌊の青、そして、森林🌳🌳の緑が映えていて、視野が広くて、美しい感じがする

少女マリア、そして、母親のリリベスは逞しく生きている

しかし、マリアも辛いことが多くて、家の近くの木🌳で、街のギャングに騙されて、立ちバックで犯されるリリベスを家から目撃しちゃって、地獄やん🙀

しかし、広大なゴミ収集所と、雄壮な火山🌋とジャングル🌳🌳に囲まれて、何か人類のこれまでの営みの歴史とか、リサイクル♻️の概念などを意識させて、流石、社会学者の映画📽️と、その視点の大きさに感銘を受ける

上述した犬たち🐶、白い馬🐴、そして、テレビ📺の中の黒豹など、動物が愛くるしい、この辺りは女性監督ならではの優しさで、同時に人間も動物の一種に過ぎないと思う

さて、マリアは、母を探して、ゴミ収集所➡️リサイクル施設♻️➡️農場👩‍🌾🚜と旅をして行く
だんだんと場所が自然に戻って行く感じがして、清々しい
現在の🇳🇮ニカラグアが、そして、人類全体が、進むべき指針を示している感じがして、脚本が巧い❗



🌳🌳🌳🌳🌳🌳🌳🌳🌳🌳🌳🌳🌳🌳


ネタバレ注意⚠️






最後の方、黒い女豹となって(全裸の豹🌃😻)、マリアの夢💤🎠💤に出てきて、マリアを舐めてあげる、ネコ類🐱
な動きに、確かな愛を感じる、同時に、テレビ📺から出てきたみたいで、その距離感のある演出が素晴らしい❗🐾🐾パチパチ


ラストシーン、マリアたん👩✨は、試練を越えて、少し大人びて、キャメラ📽️のこちらに向かってくる
その古典的でシンプルな、ハッピーエンドであろう王道演出が、美しい🌈


社会派映画📽️であるので、美魔女🧙‍♀️👩✨の登場は、バージニア・セビリアたんと、ダイアナ・セダノたんの二人にとどめるセンス👗もいいね👍


kinocinema 天神📽️ (聖地枠)
シアター3

2024ー51ー42


●シネマ世界旅行

13🇨🇭スイス『デ ジャ ヴュ』(1987)➡️【14🇳🇮ニカラグア 『マリア 怒りの娘』(2022)】➡️