映画館で観れる喜び
もう同じことを言う事はないがオープニングのハンス・ジマーの音楽でもう涙目
改めて観て…言葉にしていなかった気付き
『銀の銃弾』酒場のウェイトレスと刑事のハービィとのやり取り
すがる様な想いでふたりを弁護、彼女達は犯人じゃないよ!…と言いながらきっと確信を持っている眼差し
性の対象としか見ていない男から女性を守れるのは女性だけ…そんな悲痛さ
見た目を気にして権力の象徴の様な警察官を見て「ナチみたい」と怯えるルイーズ
そこに銃を突きつけるテルマ
でもそこはとても紳士的でありながら『奥さんに感謝しなさいよ』
いちいち虐げられてきた女性達はハメを外すだけの事すらこんな展開に…
でも彼女たちは世の中を恨んだり、我が身を嘆く事なく楽しもうする、つまり生きようとする姿はほんとうに美しいし、何よりセクシーでもある…。
ほんとに見事なふたりの女優だった。
スクリーンで観て…改めて感じました
ルイーズが指輪やピアスを外して帽子と交換をしようとするあのお爺さん…絶対役者さんじゃないと思う。
その人と向き合うスーザン・サランドンの可愛らしくて素敵な事‼️
ジェンダーがどうとか、女性からの告発とかのレベルではなく、生きたいように生きる姿でしかないから、客席に座っている男が手を差し伸ばして助けたいとかの想いは彼女達には関係ないのかも知れない
その余計なお世話すら寄せ付けない女性達だからこの作品は私には堪えるのだろう
虚構の物語でありながらもテルマの飲んでいたワイルドターキーを帰り道に買って飲んでいる私は対象がないこの想いに乾杯しています。
私には愛すべき作品です。
私にとってはかけがえのない作品でした
ハンス・ジマーで何度でも…泣く😭