このレビューはネタバレを含みます
オーティス見たさに付き合い鑑賞。
OP良い。若者の手作り感。
それにしては、現在では錚々たる面々が出演してて、実はあまりライブ映像を見たことなかった人多数。
ジミヘンは見たことあったけど、改めてどデカい画面でパフォーマンス見ると、マリリンモンローみたいにモノマネとかアイコンとして知ってるだけに、アメコミのキャラクターのように現実味がなくてなんだか本当に存在したんだ！と笑えてしまった。
ジャニスジョップリンは本当にちゃんと見るのが初。ヒッピーカルチャーのイメージがあったけど、めちゃくちゃ黒い。
かなりかっこよくて痺れた。これで二十代とか…。
サイモンアンドガーファンクルも知らない曲でポエティック。意外に良かった。
若いけどオーラばりばりのフーも良かったけど、やっぱりオーティスのステージは心を揺らしてくる。
生で見た人が羨ましい。
若ラヴィシャンカル、器量良し、目と口元ノラジョーンズに似てた。掛け合う演奏凄まじかった。
彼が、ピートはもちろんジミヘンの女性ドン引きギターパフォーマンスに嫌気という、文字で知ってた情報を映像で理解できた。
(でもそんなジミヘンがそのラヴィのステージを見てるのが面白い。)
3年後のワイト島のジョニミッチェルステージだけ見てた自分からすると、客層が色々なのもまだ穏やかな雰囲気があったようにみえる。
こないだ見たオシャレ番長のチンベルナルデス、ここに居ても完全に違和感ない。
なんていうか新撰組のように最期を知ってるからこそ輝いて見える黎明期のような、まだ若者のフラワームーブメントの理想と夢に溢れていて、そこも良かった。
そう考えるとフォレスト・ガンプってよく出来た映画だな〜。と帰りに話した。
ウッドストックもワイト島もチラ見しかしてないからちゃんと見ようかな。
