ジョン・ウィック：コンセクエンスの独り言のネタバレレビュー・内容・結末

まだまだ昔のツテで抜け道探してた殺し屋のはなし。

この映画は犬好き要素必須なのに、飼い犬ほぼ人任せ放置&誰彼構わず巻き込むジョンウィックというキャラはやっぱり好きになれず全然わからんし、突然提示されるご都合主義ルールとかぐにゃぐにゃする脚本もツッコミどころ満載だけど、もうそれが行き当たりばったり、思い浮かんだやりたい事を端から詰め込んだ香港映画みたいに逆に良い。
金のかかった漫画オモチャ感が堪らない。
ドニーイェンも出て、ポッカーイ言ってるし。

オープニングがいきなり無駄に仰々しくて面白くて笑った。
マトリックス見た今ではああいう地下の謎空間で二人揃うともうマトリックス。

GTAだったらスワット来てるくらいの、無法地帯の凱旋門での車武器シーンも最高だけど、個人的に何より最高なのは、蒲田行進曲も負けるネイマールのように転がる階段落ち。
振り出しに戻るとか最高。
もうそのあとの対決が霞んでしまうほど良かった。
香港映画だったらブラーかかりまくりのスローモーションシーンだっただろうな。
(もういっそ香港映画版が見たい。)

また続くのか、だとしたら絶対見るけど。
1の時は考えられないほど好きになったなこの作品。

ただ、キャラは今回も？というか作品通してコンチネンタルの2人がやっぱり一番好きだったので、それだけが本当に残念。