侍タイムスリッパー観ました
小規模公開映画で話題となった作品ですが、多分本作って小規模公開映画の中では予算が相当かかっていて、変な言葉ですが”小規模の中の大作”ではないでしょうか
とても好きな映画ですね
映画としては拙い面もありますし、まだまで洗練されていないな、と感じるポイントが多いです
特に音声・音楽はお金の差がはっきりと出るよなぁ…と改めて小規模公開映画の難しさを感じました
(音声で差がつきやすいのはVTuberもそうですね)
ただ今作を通して伝えたい”侍への想い”や”時代劇への愛”という点はまさに見事で、ボクにもはっきりと伝わってくる出来でした
滅びゆく幕末と時代劇を重ね合わせる試みもgood
基本としてはボクは”逆異世界転生系”と呼んでいますが、異世界(幕末)から現代にタイムスリップしてくる作品と解釈し、現代を舞台にしたファンタジーとして受け止めました
時代劇ってキャラクター映画ということもあって、現代のアニメ・漫画文化と親和性が高いのですが、今作も構造などを含めてアニメ・漫画的な部分が多いですが、それがわかりやすさに繋がったのでしょうね
話題になりすぎるとハードルが高くなりすぎると思いますが、面白い娯楽作品ですね