物語るカメさんの映画レビュー・感想・評価

物語るカメ

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映画(157)
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のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

4.0

ボルダリングという競技の特性を見上げる視線に見つけ、青春劇として描き抜いた快作
高校生の日常を笑いも交えながら描きなんでもいいから頑張りたい、学生時代に頑張れなかった人々にはさらに刺さるか
演出で語る
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.0

上半期ベスト10に食い込むほど、政治をエンタメとして捉えたドキュメンタリー
選挙戦や政治活動を描きながらも政策などの論争などよりも人間ドラマが深く印象に残る
お父さんが語る「政界は猿芝居だ、猿の方がう
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.0

宮崎駿作品の中でも映像・テーマなどの密度がとても高くて濃い、その意味では最高峰の作品といえるだろう
日本を代表するクリエイターに莫大な予算をつけるといかに素晴らしい作品が出来上がるか、よくわかる
日本
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

3.5

スタートこそ40年の月日を感じたが映像表現の巧みさに一気に引き込まれる
ファンタスティックプラネットの露悪的な部分を抜いたような世界観などは今見ても圧巻、やっぱりキャラクターも随一
ただ物語は若干たる
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はちどり(2018年製作の映画)

3.0

はちどり
う〜ん…相性が悪いかなぁ
繊細と言えるのかもしれないけど話が散漫な印象をうけてしまった
これだけ日常的な話だけに136分はさすがに物語がもたないように感じてしまった
ただ男性優位な90年代の
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許された子どもたち(2019年製作の映画)

4.5

正直、苦手なタイプかも
だけど間違いなく2020年の主役邦画の1つ
観客のコントロールがうまく感情を揺さぶりながら様々な少年の絡む事件を頭によぎらせながらもエモーショナルな感情を汲み取る
この映画をい
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

4.0

#泣きたい私は猫をかぶる
人や猫の動き、時間や空間のコントロールなで若々しい表現の力・挑戦する心意気にに溢れている!
佐藤監督・柴山監督・コロリド・岡田麿里などなどの魅力が重なり合い青いながらも力があ
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グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.0

…まぁ、確かに笑えるんだけど…うーん、気になる部分が多いのは自分がつまんない大人になったからなのかなぁ
特に序盤のカット割や演出、音楽の使い方が「あれ、大作邦画だっけ…?」となってしまった
話も散らか
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.5

#ストーリーオブマイライフ
若草物語の現代版として妥当なところが
監督の良さと課題がはっきりと出ているが、好きか嫌いかなら好きかなぁ
「私の」がつく理由などもわかるにはわかるが、この改編は正直好きでは
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若草物語(1994年製作の映画)

3.5

1994年版の若草物語を鑑賞
49年版よりこちらの方が好みかな
南北戦争時代に女性の権利が制限されている中で生き生きとした生活や恋模様、人生がよく描けていた
吹き替え声優陣も豪華ながらも、古典的名作ゆ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

レディバード鑑賞
いやー、好き!
陽キャでも陰キャでもない少女の大人と子供の狭間で揺れる心を繊細に描き出す
宗教や政治的な見方もあるだろうがそれ以上に等身大の少女を描き出した視線の優しさに感銘を受けた
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劇場版ごん GON, THE LITTLE FOX(2019年製作の映画)

4.0

劇場版 ごん–GON, THE LITTLE FOX–
動かない物に命を吹き込むのがアニメーションだが、ごん達の生き生きとした仕草に感銘を受けた
誰もが知る新美南吉の名作を基に音楽なども拘り抜いた生き
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燕 Yan(2020年製作の映画)

3.5

新進気鋭の注目カメラマン今村圭介の初監督作品
台湾人の母を持つ青年が自らのルーツを探る
バリバリに際立った撮影は見事というほかなしも、物語が多少メリハリにかける感じもあるか
ただ台湾という特殊な国と合
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うる星やつら オンリー・ユー(1983年製作の映画)

3.5

うる星やつら オンリーユー
押井さん映画初監督だけあって、惜しいところがたくさん…全体としてはよくできた漫画映画の域を出ないか
しかし中盤の戦争描写、それを楽しむ面々の不謹慎な会話などに押井流が見え隠
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タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)

3.5

いまの時代でも見るべき価値のあるスポーツ映画の名作
ラグビー・アメフトは集団競技ということもあって人種の壁を超えやすいのだろうか

あの時代からあまり変わっていないようにも思うが、現代は更にメキシコ系
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それいけ!アンパンマン ゴミラの星(2001年製作の映画)

3.5

ゴミラの星を鑑賞
環境問題をテーマにアンパンマンが活躍する、名作と名高い作品
なるほど…少し切なさが残る

ドーリィもゴミラもアンパンマン映画としてわかりやすいテーマがあるから名作と名高いのかなぁ
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それいけ!アンパンマン ばいきんまんの逆襲(1990年製作の映画)

3.5

ばいきんまんの逆襲
まだアンパンマン映画のフォーマットが完成していない2作目ということもあり、近年の作品に飽き始めた中ではむしろ新鮮で純粋に楽しめた
過ぎたる力は身を滅ぼすというテーマ、メコイスのツボ
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それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ(2006年製作の映画)

3.5

いのちの星のドーリィ
名作と名高いのも納得、最もアンパンマンの構造の強固さを意識されている上に命題である「人はなんのために生きるのか?」に向き合っており、その魅力は万人に伝わるであろう
後発作品から観
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.0

ファンタスティックプラネット、ギャオの終了直前に駆け込み視聴
アニメーションの創造力と知性を信じた物語…と言えなくはないがやっぱり苦手
前々からいくつかのシーンを観て嫌悪感があったのだが、改めて全編鑑
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プレーム兄貴、王になる/プレーム兄貴、お城へ行く(2015年製作の映画)

4.0

好き〜〜〜!♡
今時珍しいほどのザ・王道で突き進んでいくインド映画渾身のドストレートが突き刺さる!
当然歌も踊りも山ほど完備、一緒に歌って踊りたくなる!
誰もが楽しめるどエンタメ映画が観たければオスス
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あしたのジョー 劇場版(1980年製作の映画)

4.0

あの当時、自分がリアルタイム世代の若者だったら熱くなったであろう作品がある
ジョーはまさしくそんな作品だ
やぶれかぶれで何も持たない男がリングの上で何者かになるための物語
ジョーと力石、2人のボクシン
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.5

ハーフ・オブ・イット
『シラノ・ド・ベルジュラック』などのように古典的な手紙のやり取りから始まる三角関係の現代的な描き方が印象に残る
10代の彼女たちの葛藤をLGBTなどの単純な枠組みに閉じ込めてしま
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ある日本の絵描き少年(2018年製作の映画)

4.0

噂に違わぬ傑作!
短編ながらも作中の長い年月に映画1本くらい観た気分
また日本の漫画・アニメ文化の多様性とアニメの可能性を示しつつ、創作を必要とする人々の想いを汲み取った作品であり娯楽性と芸術性のバラ
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それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星(2009年製作の映画)

4.0

だだんだんとふたごの星
アンパンマン作品ながら、明確に映画を作ろうとする意思を感じる
序盤の海のシーンは思わず巻き戻したほどの叙情的な印象に残る場面
逆シャア・アイアンジャイアントオマージュらしきシー
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それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ(2015年製作の映画)

3.5

ミージャと魔法のランプ
アンパンマンよりもコキンちゃんやクリームパンダ、ゲストキャラクターのミージャを中心とした作品
ミージャとコキンちゃんをシンクロさせる描き方などが光る

娯楽性が高くバトルシーン
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それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ(2016年製作の映画)

4.0

おもちゃの星のナンダとルンダ
おもちゃをベースとしたコミカルな動きなどが楽しく、中盤の迫力のある作画も素晴らしいなぁ…ちょっと怖がらせるバランスもいいなぁ、なんて思ったら来たよ!
なんだよ、あの展開!
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それいけ!アンパンマン ゆうれい船をやっつけろ!!(1995年製作の映画)

3.5

ゆうれいせんをやっつけろ
ロールパンナ…なんと恐ろしいほどの魅力を兼ね備えているのだろうか
アンパンマン・バイキンマンすら霞む、善悪の二面性に左右される彼女の活躍に見惚れてしまう
ちょっとだけ幽霊を扱
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それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い(2014年製作の映画)

3.0

りんごぼうやとみんなの願い
震災3部作の3作目
『みんなの“ふるさと“はぼくが守るよ!』のキャッチコピーに今気がついた…なるほど、そう見ればよかったのか!
こちらもテンプレ的な作品に見えてしまっかなぁ
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それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ(2013年製作の映画)

3.0

とばせ希望のハンカチ
震災三部作2作目
大人にできることが自分にできないことを悩む姿、必死に頑張ってできるようになる姿など教育的な面が目立つ
また荒廃した環境を綺麗にしよう、みんなでやろうという意図も
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それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島(2012年製作の映画)

3.5

よみがえれバナナ島
震災三部作の1作目
直接的な描写はないものの暗喩としてわかりやすく震災に触れる手腕がさすが
最初に原作者のやなせ先生が声を当てたことからもアンパンマンを通して伝えたいメッセージの尊
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アヴリルと奇妙な世界(2015年製作の映画)

4.0

物語とメッセージのバランスが良く、現在のヨーロッパアニメーションの方向性も完備しながらも娯楽性も高い
アメリカアニメーションのような軽さもあるので万人が楽しめるんじゃないかなぁ
アヌシーだし身構えてい
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白蛇伝(1958年製作の映画)

3.5

白蛇伝を久々に観た
日本初のフルカラーアニメも動きの滑らかさなど映像的魅力に溢れており今でも観客を魅了するであろう作品に
中盤の街のシーンなどは音楽との融合も面白いが物語に直接絡まないなどの意味で思う
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ウィロビー家の子どもたち(2020年製作の映画)

3.5

ネグレクトをする親たちを危険な冒険に送った子供たちの希望と愛を語るブラック要素満載のコメディアニメ映画
少し物語や展開が荒れながらも楽しめる良作ながらも、両親の毒親ぶりがあまりにもエゲツなくて引くレベ
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なんて素敵な日(2012年製作の映画)

5.0

ドン・ハーツフェルト作品集より
『なんて素敵な日』
ビル三部作の3作目
何度観てもその雄大な語り口に引き込まれてしまう
特に中盤のお互いが誰だかわからない人との対峙、そして交わす会話…
人の魂と歴史・
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あなたは私の誇り(2008年製作の映画)

4.5

ドン・ハーツフェルト作品集より
『あなたは私の誇り』
ビル三部作の2作目
自分の死に向き合い、そしてルーツである先祖や母に向かい合う
宇宙に漂う精子のモチーフなどの先鋭的な表現とともに語られる生と死と
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きっと全て大丈夫(2006年製作の映画)

4.5

ドン・ハーツフェルト作品集より
『きっと全て大丈夫』
棒人間のようなキャラクター、ビルが脳腫瘍を患い闘病する姿がアニメーションと実写を融合して語られる
単なるシンプルな記号に過ぎないビルが愛おしく感じ
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