にっきい

侍タイムスリッパーのにっきいのレビュー・感想・評価

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)
3.4
Boo Boo PARKが映画の製作?

ネットで見つけてちょっと興味あったけど東京でしか上映してなかった自主制作映画。
途中からギャガが配給に加わって全国公開になったらしい。

今日はその時ではない、って話し。
主人公が2回この言葉を言うんですが、1回は凄く大切な決心をした時。
もう1回は「今言うんかい!?」って笑わされました。

幕末、会津藩士の高坂は仲間と共に長州藩士を闇討ちしようとしていた。
長州藩士と斬り合いになった時に落雷を受け意識を失ってしまう。
目覚めたのが気を失った場所と違うので戸惑っていたら、監督の「カット!」の声がかかり…、って話し。

タイトルそのまま武士が現代にタイムスリップする話し。
タイムスリップした場所が京都撮影所(ロケ地は太秦映画村)で、最初に出会ったのが時代劇の助監督をやってる女性。
と言う事で自分の特技を活かして時代劇の斬られ役として現代に馴染んでいくコメディ。
ベタな展開だけど関西特有のボケツッコミの会話が楽しかった。
元々が本物の侍なので剣の扱いに長け、みるみる斬られ役として引っ張りだこになるんだけど、その腕を見込んで準主役に抜擢した人物が意外な人。
ここからが物語のクライマックスなんだけど主人公が悩んだりしてテンポ悪くなったのが残念。

自主制作映画だけど口コミで人気が出て徐々に公開館数が増え、ついには全国公開になったのは凄い事だけど、京都が舞台の作品を地元のミニシアターですら上映してなかったってどうなのよ?




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2024年9月16日
鑑賞回:9:20〜11:45
劇場名:MOVIX京都
座席情報:シアター③ R-19
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:131分
備考:リピーター割引
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