だいぶ前にAmazonの配送からヤマトが手を引くというニュースが出て、そこで初めてAmazon=すごくブラック。ドライバーも不足しているし、配達する会社あってのネットショッピング。ようやく物流会社がこの一方的な関係に声を出していいんだという雰囲気が出てきたと思います。
本編も、Amazonに似たような米国の大手EC事業による過剰なニーズ(ブラックフライデーセール)と、物流業者、そしてそこに雇われている個々のドライバーの関係性がテーマになっています。私は仕事が物流業者なので、仕事の延長線のような感じがしてしまったのですが、そういえば物流の問題を映画化されたことってなかったかも。手元に荷物が届くのは当たり前じゃない。色んな人たちの手によって、運ばれている。家に着くまでの最後の1マイル(ラストマイル)は休憩時間10分、1日200個の箱を、1箱100円で請け負っているドライバーたちによって届けられていることに、気がついてくれたらいいなと感じました。