怖かった。これは本当に起こるのではないかという感じが、とても怖かった。あと数日後には大統領選が行われて、現実になりそうな感覚がとても怖い。
ずっと何が起こるかわからず、誰が味方で敵なのかわからない。赤のサングラスの軍人は怖すぎて、演技だとしてもすごかった。映画の死体がまだ大人の男性ばかりでまだ安心したが、これに子供や女性などの弱者も本当は加わるのかなと想像して辛かった。
映像がとても綺麗でよかった。銃撃戦の中の草木や火事の火の粉、爆発の煙など、自然のものは関係なく存在している。また、ホワイトハウス突入のシーンも迫力がすごかった。
虚勢を張った男は、外見は凄くても、中身はしょうもないというのは個人的に好きだった。初めの大統領の演説を何度も練習しているところや最後に死にたくないと懇願するところは、面白かった。
リーが最後にホワイトハウスに突入するときに、泣いて動けなくなった理由だけわからなかった。師匠が死んでしまったからなのかな。