このレビューはネタバレを含みます
「クワイエット・プレイス」シリーズで一躍注目監督となったジョン・クラシンスキーの新作は、ファミリー向けっぽい見た目の作品ということで興味津々で鑑賞。
幼い頃に母親を亡くした12歳の少女ビーが、父親の入院をきっかけに、祖母が住んでいる幼い頃に過ごした街に帰ってくるところから話が始まる。
ビーはそこで見かけた謎の影を追っていくと、成長した子ども達に見えなくなってしまったイマジナリー・フレンド達が、新しいパートナーを探しているというのを知り、彼らを手伝うことになる。
前から割とあるけど、これも子ども向けの皮を被った大人向け映画の趣で、あの頃イマジナリー・フレンドっていませんでしたか?っていうノスタルジーを刺激しつつ、家族のドラマも見せてくるという内容で満足。
最後にライアン・レイノルズが主人公のイマジナリー・フレンドでしたっていうことが明かされるのだけど、「ちょっと抜けてるかっこ可愛いやつ」を演じたら右に出る者はいないレイノルズだからこそのハマり具合で、本当に需要があるよなぁと再確認。
オリジナルのボイスキャストが尋常ではない豪華さだけど、敢えて吹き替えで観たら、これもまた超豪華で楽しかったなぁ。
ブルーの声誰だろうって考えてたけど、まさかのキスマイ宮田君で、彼がまたかなり上手くて良かった。