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ゴジラ-1.0/CのKUBOのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)
5.0
もう一度見たいと思っていた『マイナスワン』を、せっかくだから『マイナスカラー』で鑑賞。

作品自体のレヴューは『マイナスワン』のレヴューを見ていただくとして、白黒にした効果を語れば、

より戦後感が増して、リアルに感じられるところかな?

大戸島で夜現れる「呉爾羅」の怖いこと。

それは銀座を破壊するシーンでもそうで、かつての日劇を再現したCGの街並みが、よりホンモノに見える。

それは戦後の焼野原のバラックに住む敷島と典子の生活もそうで、白黒が訴えるチカラってすごいな、と。

相模湾から上陸したゴジラが内陸で敷島の震電と対峙するシーンで、白黒だから、なんかゴメスが出てきてもいいような気もして(笑)。

杖ついたおばあさんが見に来てたんだけど、怖かったんじゃないかな?

1回『マイナスワン』を見た人でも、この『マイナスカラー』一見の価値あり、です。
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