ふじじ

ゴジラ-1.0/Cのふじじのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

見慣れないモノクロに新鮮さはありましたが、慣れるまで目が疲れるのと普通にカラーの方が怖いゴジラ、面白い山崎作品でした。
やはり大画面爆音上映物が一番楽しいゴジラかなと思います。

以下、マイナスカラーで良かったところ。
冒頭東宝ロゴの追加はテンション上がります。エンドロールへの恩師の追悼追記も山崎監督の愛。
情報量が絞られて耳が研ぎ澄まされたのか、今まで認識できなかった音や台詞が大量に聞こえました。環境音以外はドルシネよりずっとよく聞こえた印象です(体感劇場起因ではなさそうでした)。
色調調整のおかげでよく見えたのは役者の表情筋。
あとは船の揺れが酔う勢いでした。これは意外にカラーとの強烈な違いを感じた不思議なところです。
カットが変わっても色彩の変化が少ないせいか複数鑑賞で微妙に感じてしまうシーン(私の場合は作戦会議)も自然に馴染んで感じました。
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