ルーク大佐

Apple Original Films『ウルフズ』のルーク大佐のレビュー・感想・評価

3.7
ジョージ・クルーニー主演作品はリベラルテイストの政治臭がからむ場合では、たいていつまらない。押しつけがましいから見疲れする。
一方、イケオジキャラの場合はルックスが整いすぎてて作り物臭が漂うものの、それなりにエンタメ気分は味わえる。

彼の演技力はやや3枚目キャラで人間臭さがどこかに残っている役柄のとき、もっとも違和感がない。自然な振る舞いに見えるのよ。

さて、本作はApple TVオリジナル新作。
いわゆる2人のトラブルシュータ―というかクリーナー(解決人)が主人公。ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットはその世界のプロと裏社会で認知されている。お互いがオンリーワンと自負している。

あるトラブル解決のため、ライバル同士の2人が関わることになる。そこに無邪気で憎めない若者と怪しいギャングがからんできて大きなトラブルに発展する。さあ、この難問をどう解決するのか、って話だ。

ジョージと若者との関係性の変化が見どころだね。
車内で若者の戻りを待つときの演技がイケてるオヤジだった。
こういう演技はうまいわ。
売れたら続編を作りたいんじゃないかなと感じた。まあまあ。
ルーク大佐

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