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俺らのマブダチ リッキー・スタニッキーのoden8のレビュー・感想・評価

3.8
"リッキー·スタニッキーに。実在しない親友に乾杯。"
by おバカな男たち

"君は犬にヤらせることはできないと悟った。じゃあ。何が好きか考えろ。"
by リッキー·スタニッキーことロッド

"俺は俳優だぞ。登場人物がやってることを知っときたい。マット・デイモンは、映画の撮影前に本物の動物園を買った。"
by ロック·ハード·ロッド

フォローさんの高評価が、ずっと気になってた作品。
結果。めっちゃ好きだったわん。
フォローさんありがとうございます💕www
僕だけでは、決して出会えていなかったであろう作品。

典型的な"すれ違い"コメディではあるんだけど。上手くいき過ぎて、面白くなってくるやつ。だからか、観てて気持ちがボジティブになるのがいいよねん。
ブラックで下品なジョークが程よく織り交ぜられてるのも、ちょうどええのんよね。

個人的にゴリマッチョ俳優さんが、苦手ジャンルなんだけどぉ…。それを超越してしまうくらいに、ロッドには不思議なかまってまう魅力があったかも。

この作品の魅力は、"演じる"と"創り上げる"ことにあるんだよね。
それって、冷徹に捉えると"ウソ"でしかないんだけど。めっちゃ温かい目で観ると…誰かにとっての"希望"や"救い"なんじゃないか?なんて感じちゃうわけで。
"ウソ"を"ホンマモン"にする為に、変わる努力は素晴らしいことなんじゃないか。と、思うんですね。

みんながみんな、ウソをつかずに生きれればいいんだろうけど…。そんなに、人は強くもないし。世界が寛容なわけじゃないものね。
誰もが、自分の心の平和を守る為に頑張ってるし。ちょっとでも、なりたい自分に向かって励んでる。
その"バイブル"は、きっと弱い自分を変えてくれる"希望"なんだよね。
なれるといいなぁ…だけでは決してダメやけど。なんるやぁ〜い!!という気概は、絶対に誰かに届くはずなのです。

人生において、我武者羅に頑張ることも必要なんだけど。
ちょっとだけだけど。自分の"変り身"になってくれる存在があったってええやんかいさね。たまにはね。無責任に逃げたい時だってあるものぉん。
ちゃんと、逃げた責任を取ればいいやん。

意外…感動してもうたなぁ。

エンディング終盤の社長さんのプレゼンMVが、お下品で最高やん💕www

オレたちを守るバイブルが
誰かを救うバイブルに
あなたの役割を気付かせてくれるのは
神ではなく
あなたに手を差延べてくれる人

"それが、買われたのかも。バイブルを読んでないのか?"
by 雇わてもうたリッキー

Cast(役者·キャラ) 4.5
Story(物語) 4
Architecture(構成) 4
Picture(画) 3.5
Acoustic (音) 3
24-63
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