ひば

ツイスターズのひばのレビュー・感想・評価

ツイスターズ(2024年製作の映画)
4.4
主人公のお顔がかわいくてかわいくて映る度かわいいね…になってしまったチョンウンチェ氏みたいな雰囲気がすきでぇ~~プロットはわりと前作と一緒なのに見せ方は大分違う。テクノロジーは進んでもどうにもならない負け戦にどう立ち向かう…というか受け流すか、柔術的な意味で。自然が脅威も含めて荘厳で綺麗に映してるのも印象的。彼らのチャンネル、最初と最後に注意喚起してそう、っていうか大体のYouTuberってそういう感じだと思ってる、コメント制度のおかげである程度自浄作用は働くし、悪目立ちする人をピックアップするメディアが多いだけで。人命優先なのが真面目でいいね、何事も命あってこそだからね。ストームチェイサーって竜巻はインパクトあるしある種敷居は低いが、リスクが高すぎて入れ替わりが激しそう。前作はヒロイン少女時代の災害が1969年でわたしてっきり1974年に300人以上が亡くなった竜巻大災害から着想を得たのかな思ってたけど(この頃藤田博士らが提唱した藤田スケールFも誕生、その後改良藤田スケールEFへ)、今それレベルの災害が日常化しつつあるよねどう考えても。昔は内側からの崩壊を防ぐため気圧差をなくす目的で窓解放を推奨してたらしくそうすると中の物すべてが豪速球と化し余計壊れるわけだが…でももう今は何しても竜巻自体が強すぎて建物崩壊を防ぎようがないから非現実的と言われても竜巻自体を弱体化させる方法に血眼でシフトするのは当然といえば当然だよなぁと思う。竜巻の半分は科学で半分は宗教だ、みたいな台詞がすき。過去シーンが思ってた以上に重くて、ハビが刺してケイトが何も言わず去るシーンでわたしは泣きました。女性が危ない状況に立ち向かう際いつもタンクトップになるのは何故なんだ、危ないぞ。あとなんかタイラーとハビにそれぞれ彼氏面してる男が妙に目立っておもろだった、なんだあれは。二人に誰よその女!されてケイトも困っただろう。
見終わってから定期的に甚大な被害も死者も出ているのにわざわざそこに行って"楽しんでいることを見せる"か?もし自分が竜巻じゃなく津波(喩えとしては火山とかの方が近いだろうが)にあったとしてまた戻れるか?みたいな話をしたり。竜巻対応という目撃者やボランティア重点になる特異性はさておき災害が多すぎて競争を煽って民間委託にフリーライドし公の精神が死んでく仕組みが透けて見えるとか、逆に立ち直り術としてチーム競争に組み込み自分の力に自信を持たせるってのはなるほどと思ったりもしたが。まぁでも前作は浮気離婚話だったけど今作も時間が経ったら前作みたいになるのでは?ガハハ!笑って終わりました。シリーズフォントを見てどうしても『フレンズ』が過る。
吹替で見たけどちょっと津田健次郎の声はセクシーすぎかも…一人立つ後ろ姿になんとなく気遣いながら歩み寄ったり、ピザ持って入らずに部屋の前に立ってたり、早くしろ!早く行けってば!→ドリルグサッはすきになっちゃうかも…喋ってないけど…
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