柳の木

π〈パイ〉 デジタルリマスターの柳の木のレビュー・感想・評価

3.4
映画館では2度目。コロナワクチン、フラットアース、イスラエルとユダヤ、電磁波、集団ストーカー、まさに今、呪術全盛の時代に再上映するにふさわしい映画。さすがA24というべきか。世界の全てを解明する数字に囚われてしまった数学者と謎の企業、ユダヤ教の宗教者が数字を巡るスリリングな展開。モノクロの映像に音も洗練されている。90年代のこの時期はアート系のミニシアターの作品がたくさん日本にやってきた。頭痛の音とか見てるだけで頭痛くなってきた。ラストは若干の不満はあるけど、真実じゃないかと思わせるような緊張感があって面白かった。
柳の木

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