No.10の柳の木のネタバレレビュー・内容・結末

Xでの意味ありげな感想やポスターのデザインに惹かれて鑑賞。前半は舞台俳優の稽古、日常生活が丁寧にかかれていて、不倫してる主人公に何故か監視がついていてキリスト教の偉い人に報告されてて、行動もコントロールしようとしているように見える。最後主人公がキレて共演者の足に釘をブッ刺す。結局不倫は全然関係なかった。
後半、キリスト教会が主人公に近づく。途中で何となく、これ宇宙人とか関係してるオチじゃないって思い案の定そうだった。主人公は記憶になかった母親の映像を見せられ信じて、娘も宇宙行きたいってなり宇宙船に乗る事に。キリスト教会の目的は宇宙人にキリスト教を広める事。商魂たくましい。で宇宙船で出発。が娘は宇宙船内で母親の映像が撮られていたセットを発見する。ん、宇宙人って話は嘘だったんか？でも宇宙船飛んでるよなぁ。キリスト教会の連中は布教活動の道具を大量に宇宙船に持ち込んで、布教の段取りに余念が、ない。そこに唐突にラストの真のオチが。これはやられたというか。面白かった。日常が丁寧に描写されてるからリアリティを失わずに真剣に見れた。