ゆず

π〈パイ〉 デジタルリマスターのゆずのレビュー・感想・評価

5.0
ダーレン・アロノフスキー監督の長編デビュー作。数字の法則に取り憑かれた男が、コンピューターが吐き出した216桁の数列を巡って混乱と狂気に囚われていく。

画面から湧き出る監督の若い活力。モノクロの世界だが映像はパンクで、劇伴は騒々しくビートを刻む。

こういう若さを感じられる粗削りな作品は好きだ。

ちなみに2024年3月31日でチネ・ラヴィータが閉館したため、私にとってチネ・ラヴィータで最後に観た作品が本作となった。
ゆず

ゆず