レビューしたつもりがレビューしてなかった。年末に見たが結構な良作。
空港のセキュリティを欺くためにテロリストが相当周りくどい小細工の果てに結構な不安定要素である「人間」を使う。
だが主人公はバカではない。知能犯のテロリストに序盤は一枚上手を行かれるが諦めずに限られた選択肢の中でもがき奮闘する姿に魅力を感じられる。
主人公とヴィランの双方が強い作品は見応えがある。悲しいのは続編を作るにはやや難しいプロットなこと。主人公は刑事を目指しているが故に空港を舞台にセキュリティとして頑張れるのは一作品のみだろう。
スーツケースを運ぶベルトコンベア上で戦うシチュエーションはハリウッドのお約束なのだろうか?これだけは流石に見飽きた気がするが、空港での戦いとあっては入れざるを得なかったのだろうか…