マッシモ

アンジェントルメンのマッシモのレビュー・感想・評価

アンジェントルメン(2024年製作の映画)
3.2
ご機嫌モードのガイ•リッチーではなく、スパイ映画監督ガイ•リッチーの新作。

スナイダースーパーマン、アーガイルのヘンリー•ガヴィルを主演に据えた極太スパイアクション。

【キャスト】
(SOE)
ガス・マーチ=フィリップス少佐(特殊部隊のリーダー):ヘンリー・カヴィル
アンダース・ラッセン(精鋭戦闘員・狙撃手):アラン・リッチソン
ジェフリー・アップルヤード(作戦立案・副官):アレックス・ペティファー
ヘンリー・ヘイズ(爆破・破壊工作担当):ヒーロー・ファインズ・ティフィン
フレディ・アルバレス(兵器・ガジェット担当):ヘンリー・ゴールディング
キャンプ・ビリー(KB)(特殊訓練教官):ダニー・サパーニ
キャプテン・ベニア(現地連絡員・地理専門):エンリケ・ザガ

(現地潜入者)
リカルド・ヘロン(変装・潜入のプロ):バブス・オルサンモクン
マージョリー・スチュワート(諜報員・通信担当):エイザ・ゴンザレス

(SOE指揮官組)
ガビンズ准将(M)(指揮官):ケイリー・エルウィズ
イアン・フレミング(任務記録係・将来の作家):フレディ・フォックス
ウィンストン・チャーチル(イギリス首相):ロリー・キニア

(ナチス)
ハインリッヒ・ルアー(ナチス側の幹部・敵将):ティル・シュワイガー

【ストーリー】
1941年、第二次世界大戦中のイギリスはナチス・ドイツの脅威に対抗するためチャーチル首相は、ガビンズ准将が率いるSOEの非公認エージェント達を使ってナチスのUボート補給活動を妨害する極秘作戦「ポストマスター作戦」を準備していた。

マーチ=フィリップス少佐は、この作戦のリーダーとして、敵補給船の破壊任務を担う地上チームを編成を開始する。

【総評】
(全体感)
ガイ•リッチーのご機嫌な感じは損なわず、物語がとってもリアルになっている。スパイアクションを名乗るに丁度いい作品な気がする。

まぁ、仲間の1人ラッセンとかヘラクレスかよと言いたくなる位にぶっ飛んでいたのでアクション目当てでも満足感は高いかな。ホラー以外でファイアアックス振り回す人いるんだね…。

(見どころ1)
ナチス兵が無双シリーズのモブくらいのスピードで殲滅されていく所。中でも1番暴れてたのはヘンリー・カヴィルではなくラッセン演ずるアラン・リッチソンだと思う。筋肉だるまで近接戦闘大好きなのに弓の腕も一流。あんな弓捌き、レゴラス以来みたことなかった。

(見どころ2)
クレオパトラのコスプレしたエイザ・ゴンザレス。そのまま映画作ってください。

【あとがき】
正直、明日になればあらすじは忘れてしまいそうな映画ではありますが、スパイ好き、スパイアクション好きなら劇場で見ても良いかもしれない。
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