フランス映画祭にて。
蜘蛛苦手な私は気持ち悪くて仕方なかったけど、シンプルに怖くて面白かった。
フィネガン・オールドフィールドが出てたが、彼も大変な目にあってた。悲惨。
セバスチャン・ヴァニセック監督は長編デビュー作だが次に「死霊のはらわた」スピンオフが控えてる、なにげに注目の人かも。
ホラー映画好きな訳でもなくホラー撮ったつもりはないと言う監督、昆虫や小さな生物たちが好きで大画面でその美しさを描きたかった、バンリューの良い面(住民が協力しあう)、クモたちも被害者で必死に生きようとしてるだけ…とのこと。
確かにあの毒グモたちは勝手に連れ出されて閉じ込められたから逃げだそうとはするし、人間に襲われそうだと感じたから威嚇してるだけだもんね。
バンリュー映画も(私が観たやつは)格差社会批判や分断や衝突を描いたものが多かったが、これは住民たちが必死にクモの脅威に対応する。
そういう面を描きながらも、やっぱり毒グモパニックとして怖い。クモがリアルすぎて気持ち悪い。
あんだけわらわら出てきたらもうどうにもならないよ……殺虫剤もあまり効いてないし。
光当てると動きが止まるってのは映画ならではの設定か？それともそういう習性があるとか？(特に調べてない)
