スクリーン2番

理由なき反抗のスクリーン2番のレビュー・感想・評価

理由なき反抗(1955年製作の映画)
3.4
高校の現代文で江國香織の小説「デューク」を習った。物語の中に、主人公が飼っている犬の横顔がジェームズ・ディーンに似ているというくだりがあったので、前々からジェームズ・ディーンという俳優の存在が気になっていた。この映画、やっと観れただけでも満足。
この男前の横顔に似た犬なんて、人間の俺でも嫉妬してしまう美犬なんじゃなかろうか。

ただ、シーンによってはジェームズ・ディーンの顔がスピードワゴンの井戸田に見えなくもない。これは錯覚か。ほんとに似てるのか。井戸田犬なのか。

映画を観終えて、どこか儚げな雰囲気香る名俳優だと思った。
「デューク」も「理由なき反抗」も、ジェームズ・ディーンの放つオーラが物語の切なさを強調させていると感じる。
早くに亡くなったので出演作品がとても少ないのが悲しい。。。