スクリーン2番

女優霊のスクリーン2番のネタバレレビュー・内容・結末

女優霊(1995年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

ずーっと、居るの?居ないの?居るんじゃない?居たよね?!あれ?気のせい?
みたいな感じで進んでたのに最後にドカンとお化けさんご登場〜!してしまって台無し。興醒め。
女優霊の反省を生かして「リング」では貞子の顔を髪で覆って生気を隠したのかな。
リングは半ばミステリー映画のような物語の進み方で、ほんとにラストくらいしか直接的な恐怖描写ってのが無いんだけど、女優霊は全編に渡ってちゃんとホラー。お化け映画撮りまっせ!って感じ。
気持ちの悪い怖さがずっとなんよね。幽霊があんな高笑いしてたら怖過ぎてチビっちまう。けどカメラの画角とか出てくるタイミングとかだいぶ意識して飛び出してくるお化けさんの映りたがりな強かさってのを思ってみると割と笑えるかも。
Jホラーってジャンルの一本目と言っても過言では無い日本の映画史的に見て価値のある一本。女優霊以前の日本のホラーは怪談。女優霊からJホラー。功績は多大である。

なんか漫画もあったような。合わせて読みたいね。てか○○霊って題名の映画多くね?