なすび

理由なき反抗のなすびのレビュー・感想・評価

理由なき反抗(1955年製作の映画)
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ツインピークスのジェームズってジェームズディーンから来てたんだと今更気づく。ナタリーウッド繋がりでウエストサイドストーリーも思い出し、リチャードベイマーもツインピークスに繋がっていく。なぜ若者たちは不良になっていくのだろう、親や大人への不信感、親たちが抱える問題は何なんだろう。

あとやはり、自分は銃社会に賛成できない。

(2016.10.22)
これが当時のアメリカですごく人気が出たのも納得できるしみんながジェームスディーンに憧れたのもほんと納得できる。優しくてタフででも10代特有の脆さや危うさを持ってる。1950年代のアメリカいいなー戦争勝って金持ちの時代だもんね。学校のみんなの格好かわいい。取り上げられてる家庭もみんな金持ち、でもお金じゃないんだ愛に飢えてる10代の子ども達。今の日本でこの映画を流してもたくさんの人が共感できるんじゃないかな。最近の日本映画は売れることばっか考えてクソみたいなマンガ実写化恋愛映画ばっか作ってないでこういう若者の心の動きをとらえた映画を作ってもらいたいものです。正直若者たちの気持ちもわかるけど大人の世界もそんなに甘くないし思春期なんて反抗期なんてかわいいものねと思う自分がいて、大人になったなぁと。
ジェームスディーン2作目です。やはりうまいですね。やりきれない悲しさとか微笑とかよってる演技もうまかった。若いままに封印されてしまったのが本当に惜しい、けど彼の価値をまた一段と高めているんだろうなぁって思っちゃうね。
これ24時間以内に起きたことなのに割とどんどん人死んじゃって展開早いところがやっぱアメリカ映画ぽいなぁ。拳銃でバンバン撃って人殺すのが好きなんだろうな、そこはやっぱ相容れないなと思った。
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