このレビューはネタバレを含みます
台湾映画は好みなので、全体的に好きな感じだが、色々微妙だった。
ステージ4のガンになった男が、3大指名手配犯の3番目だったので残る二人を殺して名を残そうとする話。
一人目、義理の娘を囲って床屋をやってる男の話はまあ良いとして、
二人目の、死を偽装して教祖になってる男の話が、ちょっとノリが変わりすぎで粗も目立ってイマイチだったな。映画として統一感なくなっちゃった。
特に教祖殺して信者もろとも殺しまくる場面。
あれで主人公がどういうやつか訳わかんなくなる。インパクトだけ出そうとしてる感じ。無実の人間を平気で殺せるような役どころでもないしな。キャラとしての狂気さも全く描けてないし、んーそこで冷めたな。
ステージ4の肺がんがモグリの医師の嘘だった、て展開は良かった。思ってたのと違う方向に転んで最後は死刑に。台湾の死刑って銃殺?すごいね。フィクションかな
宗教のくだりが微妙で台無しになっちゃったので勿体無い映画だなあと思った。