友ニ

めまいの友ニのネタバレレビュー・内容・結末

めまい(1958年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

 A. ヒッチコック監督作品は2本目なのですが、『サイコ』を観た時は半笑いで観てましたが、今回は、トリックが複雑でストーリーが途中からよくわからなくなりました。しかも、登場人物像が大味なんですね。みんな何を考えているのかわからない。
サスペンスなのでそれで良いのかもしれませんですが。

 もう一度観ようかとも思いましたが、そこまで掻き立てる意欲がなく、時間がもったいないのも相まって、『まぁ、いいかな。』という感じで止めました。

 後半はJ.スチュアート演じるスコティ元刑事の方がストーカー的でちょっと恐怖でした。
 しかし、彼は都合三人の転落死に関わっているわけで、この先の人生さらにvertigoになってしまわないか心配です。

 ヒッチコック作品は最後に必ず登場人物の誰かが、ねたばらしをしてくれるということに気付きました。これは監督の優しさを感じます。
友ニ

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