『オッペンハイマー』の予習に
アインシュタインのセリフは本人のスピーチや手紙、インタビューで語られた言葉だけで構成されています。
彼の人間性までは深堀りされていませんが、原子爆弾が開発されるまでの経緯を1時間ちょっとで学べました。
1905年、アインシュタインが質量とエネルギーの理論を発表しましたが、この時はまだ原子力は理論上だけの話だと思われていました。
1938年、ドイツでウランの核分裂が発見されます。
先にドイツに原爆を開発されると大惨事になる。そこでオッペンハイマーがリーダーとなって急いで進められたのが「マンハッタン計画」でした。
この計画までの経緯が長くてちょっと眠くなりますが、大事な導入だったようです。2/3が過ぎた辺りからがとても興味が湧いてきました。
人類の幸福を追求するはずの科学が恐ろしい事態を招く結果となってしまいました。
アインシュタインは人類に「倫理感の成長」を望んでいます。
マンハッタン計画から外されたアインシュタインがどんな気持ちでいたのか、そこももうちょっと知りたかったな。