ジャケ視聴。ナイフをぶっ刺すシーンへのこだわりや、白に支配されたイメージのシーンはなかなかだった。ただ、ストーリーにケチをつける野暮な真似はしたくないが、オチが少し弱いかと。それ以上に足りなく感じたのは、殺し方のバリエーションと工夫である。グサグサぶっ刺すのと、投げと、壁やガラスに叩きつけるだけでは、少々単調では。刺すのでも、一撃で仕留めたり、ジワジワ切り裂いたりと、変化をつけたほうが良かったような。それ以外でも絵的にフレッシュだったり、ブラックジョーク的なシーンがあったらもっと好きな映画になっただろう。