このレビューはネタバレを含みます
舞台挨拶を経て鑑賞。
個性的なキャラクター達は全員が悩みを抱えており抱えきれなくなったところで誰がが助けれてくれる。不思議な予定調和みたい。
どの世界にも救いは存在していて意外と手を差し伸べる人は身近にいる。ただ天使に気づいているかいないかの問題で、要は考え方次第。
コロナ禍が落ち着きつつある約2年前から製作が始まった作品。誰もが窮屈で残酷で退屈な日々から脱してマスクを外せる生活が戻ってきた。
必ず日は昇る。喪服は燃せる。娘に会える。
製作に対する監督の想いや出演者のエピソードなど聞くと、作品に対する尊敬の念が溢れた。単純にすごい。きっと色々なハードルを乗り越えて上映まで辿りついたはず。制作物が評価される恐怖を抱く前に「届けたい」という気持ちが形になったのだろうとぼんやり考えた。
次回の作品も楽しみ。