ずっと観たいと思っていた作品。
両親が作家同士だとあれこれ主導権争いで大変そう。
特に父親が理屈っぽくて自信家、子供とゲームの最中ピンチになるとすぐ毒舌を吐くような、あまり人間として頂けない人だと家族がまとまりそうにない。
離婚後、2人の親の家を交代で行き来する子供の身にもなって欲しい。
特に弟はお母さん大好きな可愛い子で、思春期も加わり色々問題行動を起こすものの、これも離婚が原因だろうから責められない。
兄役のジェシーは、この作品の頃からどこか不思議な雰囲気を醸し出している。
父親を尊敬し同じように振る舞うことで安心しているのかもしれないけど、じつは心のどこかで母に甘えたかったんだろうなぁ。
ラストで博物館にあるイカとクジラの展示像を眺める姿から、これからは自分らしく生きていく姿を期待したい。
