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キラー・インサイド・ミーのfishmuttonのレビュー・感想・評価

キラー・インサイド・ミー(2010年製作の映画)
3.5
平たく言えばクソ野郎の話。
しかも私には少し難解だったんだけど、なんか好きな感じだった。
雰囲気?淡々とした狂気の話が、私は好きなのかもしれない。
ある男の狂気の目覚めの物語。

「銃」や「ハウス・ジャック・ビルド」に近い印象を受けた。

相変わらず登場人物が誰が誰だか判然としないまま観てた。

ルー:主人公。保安官補佐。田舎町で生まれ育った。紳士と評判。娼婦のジョイスとの出会いで、彼の中の歪みが大きくなっていく。
ジョイス:町外れに住む娼婦。牧師たちに売春行為を通報された。ルーと愛し合うようになる。エルマーをはめて駆け落ちしようとルーに持ちかける。
エルマー:コンウェイの息子。ジョイスにお熱。
コンウェイ:町の有力者。金で町を動かす男。
ジョー:労基の人? コンウェイとは対立関係。
エイミー:ルーの恋人。周知の仲。
ボブ:老いた保安官。ルーの上司。ルーを信じている。
少年:ルーが気にかけている少年。父親はルーの行きつけのダイナーの店主。

ルーの兄弟仲、あの事件、5歳の少女、死んだ母親、ナニー?、写真、父親・・・色々気になった。
もう異人種効果で誰が誰だか・・・

親父S→母親の死→ナニー?性的虐待→養子兄→車、ルーと少女(駆け寄るのは兄?)≒事件(5歳の少女の証言、兄が犯人にされた)?→兄、町に戻りコーンウェイの下で働く→兄、現場で事故死(殺人?)→・・・→ルー、ジョイスと出会う→解放→どっかーーーん

最後、臭いで気づかないもんかね?まあ派手に思い通りになって良かったね。
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