Michihiro

aespa: WORLD TOUR in cinemasのMichihiroのレビュー・感想・評価

aespa: WORLD TOUR in cinemas(2023年製作の映画)
4.1
2024年公開。配給はエイベックス・フィルムレーベルズ。監督はオ・ユンドン、キム・ハミン。2020年デビュー、韓国の4人組ガールズグループ「aespa」が2023年に開催した全世界21都市をまわる自身初のワールドツアー「aespa LIVE TOUR 2023 'SYNK : HYPER LINE'」から、イギリス・ロンドンのO2アリーナで行われた公演の模様を収録したコンサートフィルム。自分自身、群雄割拠のK-POPガールズグループ戦国時代の令和において、数年前に有名曲を漁って聴いてた中に第4世代 aespa"Life's Too Short"や"ICU"がお気に入りだった。ひょんなことから改めて"Hot Air Balloon"→"YEPPI YEPPI "とフィーリングで徐々にハマっていった、その時点でメンバーについての知識は皆無に等しく、「日本人」が1人いる事くらい。時を同じくしてコンサートフィルムが公開される事を知り、謎の使命感にかられApple Musicでアーティストプレイリスト"はじめてのaespa"をリピート再生、鑑賞に向けて照準を合わせる。俗に言う"にわか"がこの映画を観た結果、カタルシスを感じざるを得なかった。韓国出身のカリナ、ウィンター、中国出身のニンニン、日本出身のジゼルのメンバー4人に焦点を当てたインタビューや個性、舞台裏に加え、圧巻のパフォーマンスに転調が印象深いオルタナティブ、ボーダーレスな楽曲の数々。非現実的な美しさから表現されるダンスや振り付けも特徴的で神々しいまである。きっかけとしての作品になった。才能と努力の賜物、誰しもに通ずるかもしれないが見ているのはほんの一部であって全部ではない、アーティストには強くそれを感じる。改めて音楽は素晴らしい、最高の力の源。

"my precious friends"
Michihiro

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