課長とヒロシ

カムイ外伝の課長とヒロシのレビュー・感想・評価

カムイ外伝(2009年製作の映画)
2.4
ヒロシ(以下ヒ):『血と骨』、『クイール』、『マークスの山』などの崔洋一監督、宮藤官九郎さん脚本、アクション指導に谷垣健治さんという豪華スタッフで、白土三平氏の名作を実写化!という事で、当時かなり話題になりましたが結果は、、、、と言うことですね(笑)

課長(以下課):うまくやれば2012年の『るろうに剣心』も凌駕する傑作になった可能性があるだけに残念だな

ヒ:谷垣健治さんは『るろうに剣心』にも参加してますが、日本刀を使ったアクションシーンは『るろうに剣心』で開花した新しいアクション時代劇のルーツが見える感じで良いですね

課:松山ケンイチも伊藤秀明もいいキャラクターだったけどなー。取り敢えずクドカンらしからぬグダグダな脚本と、邦画の悪い所として度々このレビューで言ってる「全部セリフで説明する」演出を更に飛び越えて、「全部ナレーションで説明する」という暴挙に出たこと、あとはプレステ2並みのCG演出が全編通じて多いことを除けば良い作品だと思うぞ

ヒ:直すとこ多いですね!(笑)問題のナレーションは山崎努さんという事で、無駄に豪華な感じです

課:石原裕次郎氏のナレーションに5分で1000万払った『我が青春のアルカディア』を彷彿とさせるな!、、まあいろいろ言ったが、この映画が無かったら後の『るろうに剣心』も産まれなかった、、と思えば、ある程度観る価値がある作品かなとも思うぞ

ストーリー 2
キャラクター4
世界観   3
演出・映像 1
音楽    2
動物虐待度99
課長とヒロシ

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