あーぁ

マニアック・コップ2のあーぁのレビュー・感想・評価

マニアック・コップ2(1990年製作の映画)
3.7
『貴様にも黙秘権がある。、、、永久に。』


マニアックコップことコーデルくんが馬鹿度増し増しパワーアップして帰ってきた!

前作でブルース・キャンベルの謎の奮闘により死んだと思われていたコーデルくんが大体の予想通りに実は生きており、顔面のズタボロ感もパワーアップして大復活!

前作の主人公?だった生還者ブルース・キャンベルは登場して10分足らずでコーデルくんの警棒ナイフにより呆気なく即死。
ヒロインだったビッチの同僚も首へし折られて早くもご臨終と、前作で殺し損ねたクズどもにはしっかりと制裁を加えて行くスタイル、実に良い。

そして前作より頭のネジが2、3本外れた様な壊滅的に頭の悪いストーリーとなっておりポンコツ度もメキメキ上がってましたな!

キャンベルを引き継いで今作の主人公となる警官はすげえ見にくいジャケの後ろの方におるロバート・ダヴィ演ずるハードボイルド刑事。
しかしながらコイツ全く活躍無くほぼ出番なんぞ無い。

今回で最も主人公的活躍を見せるのは中盤コーデルくんが助けたレイプ魔で、今まで誰とも心を開く事のなかったコーデルくんが何故かレイプ魔と意気投合。

刑務所に乗り込み囚人達を脱走させ犯罪者達による最強軍団を作って政府に殴り込みしようぜ!と完全に犯罪者バンザイ展開へとシフトするのである。

かくしてコーデルくん率いるマニアックコップ軍団の国家存亡を掛けた戦いが始まろうとしていたのだが、、、

いやぁ実に素晴らしい壮大なスケールに涙出そうんなるヨナー
もう誰?こんな脚本考える天才!
って脚本担当見たら案の定ラリー・コーエン。
裁判長、有罪です。


前作に引き続きニュースキャスターとしてキャンベルの盟友のサム・ライミもちゃっかりカメオ出演してて、囚人役では何故かダニー・トレホもちゃっかり出てました。

ラストでは今更そこの伏線回収すんのかい( ゚Д゚)って言うコーデルくんの悲しい過去に焦点を当てた意外な展開となり、案の定ラストでコーデルくん火だるまんなって焼殺。

過去のトラウマを忘れられないゾンビ警官の哀愁が実に悲しゅうて仕方ないでぇ。そんなコーデルくんのポンコツ死に全米が泣いた。(かは知らん。)

そして物語はpart 3に続く、、、
あーぁ

あーぁ