アポロ計画に携わるNASA職員と、開発のための資金集めや世間の注目を集めるために雇われた広報担当者の奮闘を描くロマンティックコメディかつお仕事映画。
スカーレット・ヨハンソンは主演に加えて製作も兼任。
チャニング・テイタム出演のコメディがもれなく好き、ハズレなし! なので楽しみにしていた。
1960年代ならではのカラフルな衣装が眼福、スカーレット・ヨハンソン演じるケリーはじめ、女性キャラクターの衣装チェンジが多くて楽しい。
PRを成功させるためなら嘘をつくのは当たり前なケリーが、チャニング・テイタム演じる正直で真面目な元軍人のNASA職員コールと出会い、ともに影響を与えながら変わっていく様子が微笑ましい。
予想以上にピュアな王道のロマコメに、「月面着陸の映像ってフェイク動画では?」説を絡めてお仕事映画としても面白く仕上げているところがスゴイ。
善人悪人シリアスコメディ何でもできるウディ・ハレルソンをあの役どころにキャスティングしたのも上手い。
いろんな意味でとってもバランスの取れた「ちょうど良い」コメディだと思う。