風来のリヨナ

2年前、行方不明になった学生たちが撮影した卒業制作の映画を観てみたら、森で秘密の儀式に巻き込まれていた話の風来のリヨナのレビュー・感想・評価

1.2
神タイトル

大学の課題で親友ゴーディのドキュメンタリーを撮っているジミーくん。学内で新婚の教授による不倫の一部始終を目撃したことで、彼らが今晩向かうキャンプ場を特定…「先回りして撮影しようぜ!」という流れに。

でも、速攻見失うし寒いしで、特に何も出来なかったけど帰ります…迷っちゃった!終わり!…と思いきや聞こえてくる妙な声。近寄ったら変な集団が謎の儀式してる…そこから解放されるのは生贄らしき人とハンターたち。巻き添えで変な集団に追われる恐怖の夜が始まる…みたいな。



昨日、やたら長いタイトルのポンコツ食人ファミリーのおしまい映画を観てみたら、完全に同じノリの兄弟を紹介されてしまい地獄の渦に巻き込まれた話。

彼らが消息を絶った時の物と思われる映像が見つかりました〜…からの学生らのモキュ映像が始まるこれまたいつもの奴です。理由なく「見殺しに出来ない」と、大した関わりも無い奴を救おうとしてチャンスを逃すのもいつもの通り、森でガチャガチャカメラもいつもの通り。

尺半分でようやく襲撃パートに突入し20分程でこれが終わって、本当にどうでもいい後日談が15分ある地獄の脚本とテンポ。

それらの悪夢に上乗せで主役たちのキャラの不快さがかなりキツく、酒でウェイしながらバス乗車し、親切してくれた店から自転車をパクるような連中なので、泣こうが喚こうが本当に何も無い。
どれも一級品の底。長過ぎシュール説明タイトル四天王の中でも最強。

個人的に気に入ったのは、本当に無意味だった ”片頭のハリー” なる森に棲む怪物の話です。
風来のリヨナ

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