映像、脚本、俳優、衣装、美術、音楽どれも最高に美しい映画だった。もっと静まり返った映画を想像していて寝ちゃわないか心配していたが、一瞬も退屈しなかった!面白かった!観てよかった!
ジジイの権力争いの話であり、閉鎖した組織の愚かさの話であり、信仰の不確かさの話であり……好きなシーンがあまりにも多いんだけど、ラスト、選んだ未来が想像したものとは全く異なることが分かってしまいながらも、止められる術もなく。進んでしまうことへの恐れとある種の諦めが滲む表情……!変化には怒りと恐怖がつきもので、そしてどこか清々しさもあって、それを台詞なく表すの見事。
未来はどうなるんですかね。
インノケンティウスは教皇権強めた3世に寄ってるのか、イノセントから取ったのか。
いい未来になるといいですね。