飛行機事故による、PTSDのお話。ちょっと変わった症状の男をジェフ·ブリッジスが快演していて、惹き付けられます。展開も徐々に主人公の行動の意味が分かって行くので、退屈せずに観ました。ジェフのサイコパスチックなお顔が役にピッタリ。内容は、怖い話ではないのだけど、ジェフのせいで、なんか怖い。そう感じるのは私だけかも知れないのだけど…。
飛行機墜落事故で大勢の犠牲者が出る中、奇跡的に助かった建築家のマックスは、その日から死への恐怖が無くなり別人に生まれ変わったようになります。苺アレルギーも重度の飛行機恐怖症もなくなった。帰宅後も死に直面した瞬間に見た不思議な光を追い求め、突然奇声を上げたり、往来の激しい車道を突っ切ったり、高いビルに登ったりと奇行を繰り返します。マスコミは救世主のように書き立て、妻とは、話が噛み合わずギクシャクしてしまうのでした。
ネタバレ↓
同じ事故で赤ん坊を死なせたカーラはショックから立ち直れず、セラピストのビルは、対照的な症状を示す2人を接触させてみた。カーラは、いつしかマックスにだけは心を開くようになる。
ある日、彼女は赤ん坊の死は、自分が手を離したせいだと泣き出しパニックに。マックスは購入した工具箱を抱かせ、車を猛スピードで壁に激突させ、事故を再現した。彼女は、身をもって赤ん坊の死は避けられなかったと悟り、罪の意識から開放された。
この事故から退院したマックスほ、妻ローラに助けて欲しいと言う事が出来た。
弁護士が退院祝いを持ってやって来ます。その中の苺を口に入れた瞬間、激しいアレルギー症状を起こすが、ローラの必死の救急措置で命を取り留めた彼は、生のすばらしさを実感するのだった。
ジェフ・ブリッジスの演技が、無表情で目が死んでいながら笑顔。若干、ヤバい人にしか見えないのと、中々の奇行が続く。突然、奇声を上げるシーンにはビックリします。結果、彼は事故の時に自分は死んでいると思っていた。そこから恐怖を感じない。家族や回りには理解されず1人もがくのだが、同じ苦しみから解放されたカーラに勇気を貰い。妻に助けてと言えた所から、彼も解放されて行く。とにかく、ジェフの演技が、怖くて面白い作品。