おばけ

シャイニングのおばけのネタバレレビュー・内容・結末

シャイニング(1980年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ホラーが苦手でずっと避けてたが鑑賞。幽霊よりもどんどん狂気的になっていく主人公が気味が悪く、終始、体を強張らせながら観ていた。

キューブリックにしては話がエンタメ寄りで軽く感じた。私は、主人公が何故か館と強く共鳴してホテルの休館中にだけ現れる霊達(黒人差別の酷かった20年代の霊達)が好き勝手している館に黒人が察知し、それを排除しろ、という命令をされたのかと思っていたがトイレでの元管理人幽霊との会話、最後の集合写真が7月であることから主人公は元々、支配人であり、転生を繰り返し、館にくる邪魔者を排除していた説が濃厚なのかと思った。でもそれだとちょっとチープというか、拍子抜けだなと思った。

あと最後の迷路シーンは最初に迷路が出てきた時点で確実にフラグ立ってて回収してきたので笑ってしまった。

ストーリーはさておき、キューブリックお得意の
シンメトリーな構図、ダニーがホテル内を三輪車て爆走するシーンなど切り取って見たいと思うシーンはあった。

とにかく主人公の演技、表情がアカデミーレベルで素晴らしい。それだけで観る価値はあると思った!
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