アカウミガメ

シャイニングのアカウミガメのネタバレレビュー・内容・結末

シャイニング(1980年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

2019 12/12 106

復習のためNetflixで再鑑賞。
デジタルリマスターの綺麗さにびびりました。

まだ何も起きてないんだけど(笑)冒頭の気持ち悪さが一番好きかも。錯視なのかなんなのか、みていると酔ったようなめまいのような不安定な感覚になってしあわせ。

それにしても怪奇シーンはやはりどれも鮮烈。たぶんそのせいで動きのある派手な恐怖ばかり記憶していたのですが、改めて観たら会話劇もけっこうなこわさ。いるだけで家族を緊張させるおじさんの再現性がとてもやばくてよかったです。この時代、まだモラルハラスメントという言葉は一般的ではなかったと思うのですが、ジャックニコルソン(と監督)はそういうDVのあり方の本質を理解している感じ。

(撮影時のエピソードなどを読んでいるとキューブリックは自分が「やる側」として人を恐怖でコントロールする作法を知っていたひとぽくて不穏ですが)


今の感覚からするとポスコロ要素とハロランの扱いがいまいち相入れていないような気がしますが時代性でしょうね。

面白かったです。